カリンバ初心者必見!練習方法や弾き方について解説
カリンバはピアノやギターなどの楽器に比べて、マイナーな楽器になるので情報が少ないのも事実です。そのため、「カリンバを演奏してみたいけど、演奏方法や練習方法がわからない」という方は少なくないでしょう。また、楽器自体もサイズが大きくないので、購入しやすいのもメリットです。ここでは、これからカリンバで演奏をしたい方に向けて、演奏方法や注意点、練習方法について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
カリンバの演奏方法
カリンバにはさまざまな種類が存在しており、演奏方法も異なるので注意が必要です。ここでは、基本的な演奏方法をご紹介します。
和音の組み合わせを知る
カリンバを演奏する際に最初に覚えておきたいのが、和音の組み合わせです。音楽には相性が良い組み合わせがあり、その相性が良い組み合わせを和音・コード・ハーモニーと呼びます。
この和音などの音の種類はさまざまですが、カリンバは細かい金属の棒を指で弾いて演奏するため、音同士が重なることでキレイな音色を奏でられます。そのため、カリンバを演奏する際は、和音の組み合わせを知ることが大切です。
片指演奏の場合
カリンバの魅力の1つに挙げられるのが、片方の親指で演奏できること。片指演奏の場合は音が単調になるので、それを防ぐために主旋律となる音の隣の音も同時に弾いて、音色を豊かにする必要があります。
両指演奏の場合
カリンバは両指で演奏することでより表現が豊かになります。先ほどご紹介した指をスライドさせて弾く場合でも、1オクターブ離れた音も弾くことで和音を演奏することが可能。このように表現豊かな音色を奏でられるようになるのが両指演奏の魅力です。
カリンバを演奏するときの注意点
カリンバを演奏するときの注意点は2つあります。先述した単調な演奏にならないようにすることと同じ棒の配列のカリンバの使用を避けることです。
せっかく違う特徴や素材のカリンバを用意したにも関わらず、同じ棒の配列を利用してしまうと同じような演奏になってしまうことも珍しくありません。カリンバの魅力として、同じ楽器名でもさまざまな素材や棒の並び方の違いがあります。その魅力を発揮するためにも、同じ棒の配列のカリンバの使用は避けましょう。
それぞれのカリンバの良さを生かすような演奏は難しいですが、それが他の楽器にはないカリンバのならではの良さですので、さまざまな種類や方法で演奏を楽しんでみてください。しかし、初心者のうちから色々な演奏方法に挑戦するのは大変なので、まずは基本的な演奏方法をしっかり身につけていきましょう。基本が身についてきたら、カリンバの醍醐味を楽しめるような演奏にも挑戦してみることをおすすめします。
カリンバの練習方法
カリンバの練習の始め方は人によってさまざまではありますが、一般的には以下の3つの方法のどれかを実践している方がほとんどです。
- ピアノと同じようにスケール練習や和音練習などの基礎練習から始める
- 童謡などの簡単な曲から演奏してみる
- とにかく弾きたい曲や好きな曲から始める
基礎練習も大事ではありますが、趣味でやるなら楽しむことが一番なので、好きな曲から初めてみても構いません。しかし、好きな曲が難易度が高い場合もあるので、難しいと感じた場合は基礎練習を行ってみるといいでしょう。
楽譜の見つけ方
「好きな曲を弾こう」と思っても楽譜がなければ、演奏することはできません。中には楽譜がない楽曲も少なくないです。有名な曲はカリンバ用の楽譜の購入で十分ですが、カリンバ用の楽譜に載っていないような曲はギターやピアノなどの他の楽器の楽譜を代用するといいでしょう。
中にはアレンジを加えないと、カリンバでは音を再現できない場合もありますが、これに関しては、ご自身の音楽に関する知識によっても変わってきます。最近ではYouTubeで解説しているケースも多いので、探してみてはいかがでしょうか。
マスターするためには反復練習が大切
スポーツや勉強同様にマスターするためには反復練習が大切です。カリンバはポジションを覚えるのが他の楽器に比べ、少し大変なので、反復練習をして感覚的にポジションを覚える必要があります。
何度挑戦してみても上手く弾けない場合は、少し時間を空けてから再挑戦してみましょう。時間を置くことでリラックスでき、落ち着いてできるようになるので、今までできなかった演奏ができるようになることも珍しくありません。
特に、睡眠をとって時間を空ける方法がおすすめ。睡眠の間に脳が情報を整理してくれるので、練習した動きを定着させてくれるからです。
まとめ
今回は、カリンバの演奏の方法と練習の方法について解説しました。初めて演奏するときは難しく感じたとしても、反復練習をすることで必ず上達するので、めげずに練習を続けていきましょう。
また、カリンバの練習方法はご自身に合った方法を選ぶのがおすすめです。せっかく趣味で始めるのであれば、自分が楽しめる方法を見つけて挑戦してみてください。その中で必要な知識などがあれば、調べて取り入れてみると演奏が上達していくでしょう。