在宅勤務が快適になるリモートワークグッズ

コロナ禍で始まった在宅勤務は、楽しく在宅勤務している人とそうでない人の差が大きいようです。在宅勤務を快適にするにはある程度の投資が必要。ここでは、おすすめのリモートグッズをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください

予期せぬ在宅勤務の悩みとは?

「通勤しなくてもいい」「始業時間直前まで寝ていられる」と、一見いいことづくめに見える在宅勤務ですが、実際に始まってみると予想しなかった悩みが出てくるケースも少なくありません。

中でも「集中できない」「身体の不調」は在宅勤務の2大悩みではないでしょうか。

在宅勤務は、プライベートな空間に仕事というパブリックな要素を持ち込むため、オフィスと異なり誘惑も多いです。宅配物の配達員や予期せぬ訪問などで、作業が中断されることもあります。

また在宅勤務は極端に運動量が減るため、身体に不調をきたす人が増えています。もともとあった肩こりや腰痛がさらに悪化するなど、つらい症状に悩まされる人も少なくありません。

ここからは、お悩みを解決し快適な在宅勤務を助けるリモートグッズをご紹介します。

あるとないとでは大違い!快適リモートグッズあれこれ

耳栓

自宅にいると、家族や近隣の生活音が気になって作業に集中できない、とお悩みの人におすすめなのが「耳栓」です。

耳栓は安価でもかなり遮音性の高いものもある一方、価格は高くても人によっては装着しにくさを感じるものまで、様々な種類が市販されています。

まずは値段の手頃な発砲ウレタンフォーム製の柔らかいものから試してみてはいかがでしょうか。

ノイズキャンセリング付きイヤホン

騒音とは逆に、周囲の音をオンラインの相手に聞かせたくない場合に試していただきたいのが、ノイズキャンセリング付きのイヤホンです。通常のイヤホンマイクは自分の声以外の音声を拾い、家族の声などがオンラインの相手に聞かれてしまうこともあるので注意しなければなりません。

ノイズキャンセリング付きイヤホンなら外出先や屋外の音もカットしてくれるので、重宝します。

身体の快適さ倍増のリモートグッズ3つ

デスクワークをする人にとっても、身体の健康は基本です。マウスやデスクなど、今使っているものに特に不満がなくても、試しに変えてみてその違いを確かめてみてはいかがでしょうか。

疲れにくいマウス

マウスを長時間使うと「手首が重たい」「指の関節が痛い」などの症状に悩まされる人少なくありません。痛みがひどくなると腱鞘炎になる場合もあり、作業を続けるのもつらくなります。そうなる前に気をつけたいのがマウス選びです。

マウスを選ぶ前に、まず自分のマウスの握り方(グリップスタイル)を確認しましょう。手のひら全体を使うタイプ、指先で使うタイプ、爪先で使うタイプなどさまざまなグリップスタイルがあります。
また長時間のパソコン作業で疲れてしまう人の場合、自分の手のサイズに合ったマウスを選んでいないケースが少なくありません。

手が疲れにくいマウスでおすすめなのは、人間工学に基づいたデザインのマウス。通常のマウスと比べて、様々な手の形に合うような特徴的なフォルムがポイントです。トラックボールが搭載されているものがおすすめ。マウスの作業は手先だけでなく、手とつながっている腕や肩とも連動している動きですから、腕や肩への負担も軽くなります。

価格は1万円以上する高価なものから、4,000~5,000円台でも同等の機能があるものまで幅があります。

スタンディングデスク

長時間のデスクワークで腰痛に泣かされる人も少なくありません。北欧ではオフィスに椅子のないスタンディングデスクを採用している企業も多いそうです。

スタンディングデスクにはスウェーデンのメーカーが開発したものなど、いろいろユニークなものがあります。高さ調節がワンタッチで変えられるタイプのスタンディングデスクは、高さを変えれば通常の座るタイプのデスクとしても使うことが可能です。

また、デスクの上に置いてパソコンを置けば立ちながら作業ができる「デスクライザー」という商品もあります。

腰痛防止のためには、同じ姿勢での長時間作業を避けることが重要です。さらにこまめに姿勢を変えることで、気分転換になり、集中力を持続できます。

ワーキングチェア

腰痛や肩こりなど身体のつらい症状を軽減するには、椅子選びも重要です。

ダイニングチェアや手持ちのパイプ椅子などで作業を続けると、どうしても腰への負担が大きくなってしまいがち。世の中には腰痛を防ぐ目的で作られた椅子が豊富にそろっています。人間工学に基づいて設計された椅子、背中や腰をサポートするクッション性に優れた椅子、正しい姿勢をアシストしてくれる椅子など、様々な種類がありますので、好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

決して安い買い物ではありませんから、購入するなら店頭で実際に座り心地を確かめられるといいですね。

まとめ

快適なリモートワークライフを過ごすには、環境を整えることが第一です。「これは使える!」というリモートグッズの情報交換を友達同士でするのもいいでしょう。リモートワーク環境を整えて、在宅勤務を快適に進めてみてはいかがでしょうか。