コロナ禍で注目を集める部屋運動とは?手軽にできる運動をご紹介

コロナ禍が長引く中、自宅の部屋で運動を続ける人が増えています。テレワークで外出する機会が減り運動不足になった、通っていたスポーツクラブで感染者が出て閉鎖されたなどといったことが、部屋運動を始めるきっかけとなったようです。自宅での運動のメリットは、思い立ったらすぐできる点。今回は、自宅の部屋で手軽にできる運動をご紹介します。

部屋運動とは

部屋運動とは、自宅のリビングや部屋で手軽にできる運動全般のこと。コロナ以前、運動をするためにはスポーツクラブや体育館、プールなどへ通い、ジムやエアロビクス、水泳、公園などでジョギングやウォーキングを行うのが一般的でした。しかし、コロナ禍が長引くにつれて自宅のリビングなどでできる運動が普及、定着してきたのです。

部屋運動のメリット

部屋運動のメリットは以下の4つです。

  • 時間を有効に使える
  • 思い立ったらすぐできる
  • 利用料金が不要
  • 人の目を気にしないでできる

部屋運動では自宅がスポーツクラブや体育館となります。出かける必要はなく、思い立ったらすぐ運動できるのが大きなメリットです。さらに利用料金は不要で、人の目を気にせず伸び伸びと運動できます。

時間を有効に使える

スポーツクラブなどへ行って運動する場合、ウエアやお風呂セット、着替えを準備し、車や電車、バスで目的地へ移動するケースが多いのではないでしょうか。自宅で部屋運動を行うと往復の移動時間などが不要になり、その分別のことに時間を有効活用できます。

思い立ったらすぐできる

会社帰りにスポーツクラブで運動しようと決めたとき、「今日は運動するぞ」と少し気合を入れて、出かけているという方も多いのではないでしょうか。部屋運動を行う際、気合を入れる必要はありません。リビングや部屋に、マットを引くだけで手軽に運動できます。気分転換にストレッチをしても、スキマ時間に2分間だけ筋トレをしても構いません。

利用料が不要

スポーツジムや体育館などは利用料金がかかりますが、部屋運動なら必要ありません。Zoomなどでのレッスン代も無料のところもあるなど、コスト的にかなりお得です。

人の目を気にしないでできる

ブランドのスポーツウエアを着て運動すると気分も上がります。しかし、人の目を気にするあまり、洋服や靴にお金をかけすぎることもあるかもしれません。部屋運動だと自宅でできるため人の目を気にする必要がなく、自由に思い切り運動できます。

部屋運動のデメリット

部屋運動のデメリットは以下の通りです。

  • 初期費用がかかることも
  • モチベーションを自分で上げる必要がある

道具を使って運動する場合、購入費がかかります。基本的に一人で行うため、モチベーションの維持が難しく、途中で挫折する人も少なくありません。

初期費用がかかる

エクササイズにも道具を使うタイプ、使わないタイプがあります。道具を使わないのであれば、防音マット1枚だけの購入で済みますが、本格的なトレーニングマシンをそろえて自宅で身体を鍛えようと考えている場合、マシンの購入に費用がかかることもあるでしょう。

モチベーションを自分で上げる必要がある

スポーツジムなどでは一緒にトレーニングする仲間がいるため、頑張っている姿を見ると自身のモチベーションを高めることにつながります。一方、部屋運動だと基本的に一人で行うため、自分でモチベーションを上げる努力をする必要があります。ダイエットや筋トレなど、何の目的で部屋運動を行うかを明確にしてみてください。

簡単にできる部屋運動を紹介

ラジオ体操

ラジオ体操ブームがコロナ禍で再燃しています。ラジオ運動は効率よく効果をもたらしてくれる究極の運動と言えるでしょう。部屋運動として行うにも最適ですので、ぜひラジオ体操を毎日の生活に取り入れてみてください。

ラジオ体操の良さは、有酸素運動とストレッチを兼ね備えた点です。リズムに乗って、しっかり身体を伸ばし、手先足先まで神経を使って運動すると、より効果を得られます。

ラジオ体操第1は約3分間、第2は2分30秒です。YouTubeなどで動画がアップされているので、忘れた方は視聴しながら運動してください。

もも上げ

背筋を伸ばして立った姿勢から太ももをできるだけ高く上げて、その場で足踏みをします。手は前後に大きく振るのがポイント。特に後ろに大きく腕を振ると、二の腕がすっきりします。お腹に近づけるくらい太ももを上げるとより効果的です。ひざに痛みがある人は、いすに座り、背筋を伸ばしたまま太ももをゆっくりと高く上げてください。

踏み台昇降

踏み台昇降は、自宅でできる有酸素運動の代表格です。踏み台を用意する必要がありますが、インターネットで5,000円程度から購入可能。専用の台がなくても低めの椅子や階段を使って行うことも可能です。

踏み台に足を乗せたり降りたりするだけの単純な運動なので、気軽に行えるでしょう。大きなスペースも必要ないので、自宅でも簡単に取り組めるのがポイントです。

まとめ

部屋運動は、自宅のリビングや部屋で行う運動全般です、マット1枚あれば、ストレッチやヨガ、筋トレができ、道具を購入して取り組んでもそれほど場所を取らずに始められます。ご紹介した部屋運動を行い、引き締まった身体を目指してください。運動が苦手な人は無理せずできることから始めましょう。